検索結果をわかりやすく・リッチに表示! 〜 構造化データとは 〜

こんにちわ、トラストバンク開発部・フロントエンドチームの君田(きみた)です。

本日は、Google検索結果でより多くの情報をユーザーに届けることができる、構造化データについて書いていこうと思います。 構造化データを使用することは、たくさんの検索結果がある中でよりクリックされやすくなる仕組みの一つかと思います。

それではまず、構造化データとは何かから書いていきます!

構造化データとは?

Google公式ドキュメントには以下のように記載があります。

構造化データとは、ページに関する情報を提供し、そのコンテンツ(たとえば、レシピページの場合は材料、加熱時間と加熱温度、カロリーなど)を分類するために標準化されたデータ形式です。 developers.google.com

構造化データを設置することで、Google検索エンジンに対してページの内容をより理解しやすくさせることができます。

また、構造化データを記載することで、検索結果に表示される情報をよりユーザーにわかりやすく、リッチに表示できるようになります。 これにより、ユーザーのクリック率の上昇につながる可能性があります。

構造化データの記載形式は「JSON-LD」「microdata」「RDFa」の3種類が存在していますが、 GoogleではJSON-LDが推奨されています。 この辺りに関してはかなりざっくりですが、「検索エンジンに情報を理解させやすくする構造化データというものがあり、それを記載すると検索結果がリッチに表示できるもの」と自分は理解しています。

検索結果はどう変わるか?

実際に構造化データを記載したページは検索結果でどのように表示されるかをみていきたいと思います。

1. パンくずリスト

表示された検索結果がそのサイトのどの階層に存在しているのかを示すことができます。 例えば「トラストバンク ニュース」とGoogleで検索すると以下のような表示がされると思います。 画像の赤枠の部分を表現するために使用することができます。

2. ハウツー

手順が必要な作業などに対して、それぞれのステップを表示することができるようになります。 例えば、「牛丼の作り方」や「渋谷駅からヒカリエまでの行き方」などです。 以下の画像のように番号といくつのステップがあるのかなどを表示することができます。

3. 写真付きハウツー

先ほどのハウツーと内容は同じですが、各ステップごとに画像を表示させることもできます。 単純なハウツーであれば画像は不要かと思いますが、下の例で示すようにネクタイの結び方など、 画像があった方がわかりやすい場合に使用すると効果的かと思います。

4. よくある質問

よくある質問ページのQ&Aをページを開かずとも、検索結果で確認することができるようになります。 いち早く情報が欲しいユーザーにとって、かなり有用なものになると思います。

実装方法に関して

構造化データの実装方法に関しては、Google検索セントラルに記載があります。 かなりわかりやすく記載されているので、こちらを参照することをお勧めします。

developers.google.com

上記ではリッチリザルトテストで検証するようにありますが、Schema.orgが提供しているツールでも検証可能です。

https://validator.schema.org/

今回紹介させていただいた検索結果のリッチ表示は提供されているパターンのほんの一部です。 それぞれのサイトやページに合った、構造化データを作成し、検索結果をリッチに表示することでユーザー体験の向上に努めていきたいです。

最後に

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