Chromeのタブを自動クローズ!拡張機能xTabが作業効率UPに役立つ3つのポイント

f:id:tb_hiromu_fujitani:20220405091429p:plain こんにちは!パブリテック事業部でSREを担当している藤谷です。 去年まではタブを開きすぎてしまうことが多かったのですが、半年ぐらい利用しているGoogle Chrome拡張機能「xTab」が作業効率UPに役立っているので、そのポイントを3つ紹介します。

ブラウザのタブ、気付いたらこんな状態になっていませんか? もしなっている場合は、今回紹介する「xTab」を使うことで強制的にタブを開きすぎてしまうクセを改善し、それによって作業効率UPが期待できますので、ぜひ最後まで読んでみてください! f:id:tb_hiromu_fujitani:20220404175534p:plain

xTabが作業効率UPに役立つ3つのポイント

前提として、人間は同時に複数のことを認知・処理することは不可能です。もし可能であれば、車の運転中に読書だってできるはずです。 つまり、タブを大量に開いていることは、認知・処理できないものを常に目の前に置いていることになります。 優先順位をつけることができない複数の要求にさらされると人間の脳は圧倒され、うまく機能しなくなるのです。 そういった前提を元に、作業効率UPに役立つ3つのポイントを紹介します。

①メモリ使用率を大幅に下げられる

ブラウザで使うタブを減らすことでメモリ使用率を大きく下げることが可能です。 Google Chromeは意外にもメモリ使用率が非常に高く、その使用率はタブを開けば開くほど向上します。動きのあるサイトだとCPU使用率まで上がってしまうことも。 高性能なPCであれば、影響は少ないかもしれませんが、ある程度のスペックがないと影響を受けてしまいます。

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②集中力が向上する

タブを閉じる癖をつけることで集中力、認知能力が向上し、作業効率のUPにつながります。

タブの開きすぎは目の前の作業に集中ができていない証拠でもあります。 「あ、そういえば」といった感じで、目の前のタスクとは関係のないページを見てしまい、そのページに関連したタスクに意識がスイッチングしてしまいます。 すると、元々やっていたタスクが忘れられ、新しいタスクに意識が飛んでいき、いつまでもタスクが終わらない状況になりかねません。

以下の記事で「デスクが散らかっていると集中力も生産性も低下する」ことが解説されております。

www.dhbr.net

アメリカのプリンストン大学の研究結果で、乱雑な環境は人の認知能力と集中力を低下させることがわかっているとのこと。これはデスクに限らずブラウザのタブも例外ではないと考えます。

③作業ミスを減らせる

タブを開きすぎていると、自分がどのタブで作業をしていたかがわからなくなり、作業ミスの原因になります。 例えばブログ記事の作成で、同じ編集画面を2つ開いて、他のサイトで情報収集をしている間に、どちらの編集画面が最後に編集していたかがわからなくなり、誤ったほうに更新をかけて、これまでの作業がリセット…という事態になったりします。

これがもしAWSの設定値の変更中に調べ物をして、誤ったAWSの設定変更をしてしまった…となると大惨事です。 基本的に目の前の作業と関係のないタブは閉じる!というクセがついていればこういったミスは減らすことが可能です。

ブラウザのタブを開きすぎないことに慣れる

ブラウザは本当に強い意識を持たないとすぐにタブだらけになってしまいます。私も最初はそうでした。 ここでGoogle Chrome拡張機能「xTab」がとても便利です。 事前に設定しておいたGoogle Chromeの最大タブ数を超えてタブを開けなくする拡張機能です。

意識しなくても拡張機能が強制的にタブを閉じてくれますので、「タブを閉じるクセ」を付ける良い練習になります。 練習の結果、開きすぎないことに慣れると、想像以上に作業効率がUPすることに気づくことでしょう。 chrome.google.com

xTabの設定内容

「Tab limit」:開ける最大タブ数を設定します。 「Close least recently used」:一番手前で使用したタブから閉じていきます。 「Close least accessed」:アクセスが少ないタブから閉じていきます。 「Close Oldest」:古い順番にタブを閉じていきます。 「Block new tabs from opening」:新しいタブを開くことをブロックします。 f:id:tb_hiromu_fujitani:20220404181126p:plain

実際に半年間使った感想

私は以下の設定です。10個を超えるタブ数になると以下のように新規タブのオープンがブロックされます。 TabLimit:10 設定:Block new tabs from opening

最初は10って意外に少なくて、慣れるのが大変でしたが、慣れたら10個どころか2~3個程度しか開かなくなりました。 その分、PCが軽くなったり、気が散らなくなって作業も捗ります。人間は最初はつらいことでも慣れたうえにクセができてしまえば、問題ありません! f:id:tb_hiromu_fujitani:20220404181530p:plain

類似プラグイン「OneTab」はどうなのか

簡易的なブックマークのような感じで開いたタブをプラグイン内にまとめる機能が「OneTab」の特徴ですが、個人的にはあまりお勧めしません。

整理が得意であれば問題ないのですが、整理が苦手な人は、逆効果になると思っています。 私の場合、机の下や引き出しの中に物を詰め込んで、実質は整理されていないのに整理した気になった状態になりがちなのですが、それと同じことがブラウザで起きてしまいそう…と思いました。

「xTab」と「OneTab」を併用するのはアリかもしれません。

まとめ

以上、タブを自動的に閉じてくれるChrome拡張「xTab」が作業効率UPにつながる理由と、集中力や作業ミスにつながるなどの悪影響を解説しました。 最初は、新しいタブを開くのをブロックされて、不便に感じるかもしれません。それを乗り越えた先には、大きく作業効率が上がっているはずです! ぜひ試してみてください。

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